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2025.10.20
技術・カンファレンス

エンジニアの祭典で得た、学びと挑戦―DroidKaigi 2025現地レポート

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エンジニアの祭典で得た、学びと挑戦―DroidKaigi 2025現地レポート

DroidKaigi 2025は、エンジニアが主役のAndroidカンファレンスです。Android技術情報の共有とコミュニケーションを目的に開催されています。 

今回は、2025年9月10日(水)~12日(金)にベルサール渋谷ガーデンで行われました。

レポート執筆者

田中:chocoZAPのiOS・Androidアプリ開発を担当。
内藤:2025年に新卒でRIZAPテクノロジーズへ入社し、現在はAndroidチームに所属。

内藤からのセッション紹介

Androidエンジニアとしてのキャリア
登壇者: mhidaka さん

https://2025.droidkaigi.jp/timetable/946868/

「再現性がない」「計画性がない」と言われるキャリアについて、正解を探すのではなく「意思決定のプロセス」自体を学ぶことをテーマとしたセッションでした。

セッションを通じて、キャリアの初期はとにかく「まず行動すること」が大事だと学びました。そのうえでモチベーションをどう保つかという話の中で紹介された「自己認知をハックする」という考え方が特に印象に残っています。

人は不安や苦手意識からなかなか行動できないことがありますが、あえて自分をだましてでも行動し、知識を蓄えていくことが重要だというメッセージは強く響きました。そこで得られるのは単なるスキルだけでなく、自分の好き嫌いや得意不得意を知るための自己認知でもあるという点が新しい気づきでした。

また、「不確実性を楽しむ」という言葉も印象的でした。将来は誰にも予測できないからこそ、不安になるのではなく、変化を前向きに受け止め、その中で「仮説を立てて検証する」ことを繰り返す姿勢が大事だと学びました。

世の中は変化が激しく、先のことを完全に見通すことができないからこそ、新卒の自分は「まず行動すること」を意識し、その中で自分の興味や得意を見つけながら、自分なりの専門分野を育てていきたいと思いました。学びを前向きな決意につなげられる、非常に素晴らしいセッションでした。
 

「どこから読む?」コードとカルチャーに最速で馴染むための実践ガイド~新メンバーを活躍に導くオンボーディング戦略~
登壇者:richakoさん

https://2025.droidkaigi.jp/timetable/943982/

新しいメンバーがプロジェクトに参加したときに「どこからコードを読み始めればよいか」「どうすればチームやカルチャーに早く馴染めるか」というオンボーディングの実践的な戦略についてのセッションでした。

印象に残ったのは、まずコードを読むときに データ構造、UI、機能の三つの観点から理解を始めると良いという考え方でした。プロジェクト全体を一気に把握しようとするのではなく、焦点を絞って少しずつ「地図を描く」ように理解を積み上げていく姿勢は、自分が新しい環境に入るときの指針になると感じました。

さらに、特に印象的だったのは、ドキュメントは新メンバー自身が主体的に更新していくべきという考え方です。受け身で情報を待つのではなく、自分が理解したことや不明点を積極的にドキュメントへ反映することで、知識が整理されるだけでなく、チーム全体の資産としても残っていくという点が新鮮で驚きでした。

自分はこれから新卒としてチームに join する立場だからこそ、受け身にならず主体的に動きたいと思います。そしてドキュメントを更新しながらプロジェクトへの理解を深め、同時にチーム全体への貢献につなげていきたいです。

これでもう迷わない!Jetpack Composeの書き方実践ガイド

登壇者:b4tchknさん

https://2025.droidkaigi.jp/timetable/943991/

判断のブレがちなJetpack Composeの書き方のベストプラクティスを紹介したセッションです。iOSエンジニアからAndroidエンジニアに業務内容が変わってから半年のタイミングの私にとって価値の高い内容でした。

普段Androidエンジニアからレビュー指摘を受ける観点や、書き方についても言及されており、大きく共感しました。

Modifierの扱い方やComposableの分割基準、パラメータ設計といった判断軸を、再コンポジションやデータフローの仕組みといった内部メカニズムと照らし合わせて解説され、明快に理解できました。

特に「Modifierは必ず引数に持たせる」「状態は可能な限り外部に持たせる」といったルールは、パフォーマンスやテスト容易性といった観点で合理的であることが具体的なコード例と共に示されるので、これまで以上に納得感を持って実践できそうです。

また、コーディングガイドラインや命名規則などの開発標準を整えることと対照的に、その運用コストの増大についてもカバーされており、LintやAIツールを活用したルール運用の自動化が、生成AI時代におけるコーディング文化にフィットしており、取り入れていきたいと思いました。

会場のようす

田中です。私はiOSエンジニアとして毎年try! SwiftやiOSDCに参加しています。今年は初めてのDroidKaigiでしたが、iOSコミュニティとはまた違ったカンファレンスの空気感を感じることができました。

 

スポンサーブースはその出展数の多さから、祭りのように賑やかでした。その数40越え。他にもアイスが配られていたり、バリスタコーヒーも選択肢が豊富だったり、ネイルが体験できるコーナーがあったりと、トークの合間も文化祭のように楽しめました。

また、国内のカンファレンスでありながら、非日本語話者の比率が高めだったのは、世界的な Android のシェア率を表しているようで興味深かったです。

 

アフターパーティーではたくさんのAndroidエンジニア・iOSエンジニアとお話しでき、各会社での開発やそれ以外の取り組みも含めて情報交換させていただきました。

最後の写真は、そんなパーティーの最中に突如行われたマグロの解体ショー(お頭)です。

 

おわりに

今回DroidKaigi2025に参加して、今このタイミングで参加できたことをとてもありがたく感じます。入学式のような形で、初めて参加する人でも安心して馴染める工夫がされていたことも印象的で、自分にとって背中を押される体験になりました。DroidKaigiに参加したことで改めてやる気が湧き、これからエンジニアとして一歩ずつ成長していきたいです!

 

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