「DroidKaigi 2025にスタッフ参加! 現場で感じたイベント運営のやりがいと学び」
RIZAPテクノロジーズ社でchocoZAPアプリ開発のPM(プロジェクトマネージャー)を担当している吾妻 とQAエンジニア(元Androidエンジニア)、彌永と申します。この記事では、それぞれの目線からDroidKaigi 2025にスタッフとして参加した経験をお届けします。
DroidKaigiとは
DroidKaigiは、エンジニアが主役のAndroidカンファレンスです。Android技術情報の共有とコミュニケーションを目的に開催されています。
今年は、2025年9月10日(水)~12日(金)の3日間にわたり、1つのワークショップと47のセッションが実施されました。
学⽣を対象としたスカラーシッププログラム(参加費・交通費支援)や、属性や興味ごとに参加者・登壇者・スポンサー・スタッフが交流できるミートアップなど、多様な取り組みも特徴です。
吾妻の参加レポート

スタッフ参加までの道のり
以前からAndroidアプリ開発コミュニティへの恩返しの意味も込めて、DroidKaigiのスタッフとして関わりたいと考えていました。
転職前は時間的余裕がなく断念していましたが、RIZAPテクノロジーズへの転職後は残業が減りフルリモートとなったため、スタッフとしての参加を決意しました。
知人を通じて2025年3月中旬に応募し、面談を経て3月末に参加が決まりました。ここから半年後の開催に向けて活動がスタートします。
https://medium.com/droidkaigi/droidkaigi-2025-volunteers-0864f803ec11
準備期間の役割
セッションの準備、物流、会場設備などを担当する「カンファレンスチーム」に所属していました。
初参加でしたが、経験のあるスタッフとともに、Medium記事の執筆やスピーカーへの連絡業務など、幅広いタスクを経験しました。
https://medium.com/droidkaigi/droidkaigi-2025-call-for-speakers-update-da95288009d0
業務の進行はGitHub Issueで一元管理されています。そのためドキュメントや過去のIssueを確認したり、既存スタッフへ相談をしたりすることで、アサインされたタスクを遅滞なく進めることができました。
当日の役割
当日は会場設営のほか、カンファレンスチーム内で主に以下2つの役割を担当しました。
PA卓(音響・映像管理)
会場の照明やプロジェクターで表示する内容の切り替え、スピーカー用マイクの管理など「裏方」としての進行サポートです。
スピーカーやアテンド、司会と息を合わせながらPA卓を操作。適切なマニュアルと事前準備のおかげで、初参加ながら大きなトラブルなく役割を全うできました。

お弁当配布
ほかにも、お弁当配布場所の準備や実際の配布、食べ終わったお弁当箱の回収などを担当しました。セッションのある2日間、それぞれ1,200名の参加者にお弁当を配布することになります。
以前の経験から、お弁当を受け取るまでには長蛇の列に並ぶ必要があり、実際に手元に届くまで待つ印象がありました。そのため、今年は配布方法を改善することに。
まず配布場所を変え、4列で並んでいただきました。また列ごとにお弁当を取りやすくなるよう動線や配置を工夫したことで、ほとんどお待たせすることなくお弁当を配布しきることができたと思います。
スタッフ参加のメリット
転職をきっかけにAndroidエンジニアからPMへとジョブチェンジした私にとっても、DroidKaigiスタッフの経験は多くの学びをもたらしてくれました。
プロジェクトマネジメントの現場を体験
異業種・異業界から集まったメンバーと協働し、一つの目的に向けてタスクを推進する経験は、社内プロジェクトだけでは得られないものです。
Issue管理やドキュメント整備、進捗確認の方法、各メンバーとのコミュニケーションの取り方など、社内とは異なる手法が取られていることがあります。新しい視点を得ることで、日々の業務にも多くの気づきを還元できそうです。
仲間づくりができる
スタッフとして参加する人も多く、学生やiOSエンジニア、開発者ではない方など、さまざまなバックグラウンドを持つ方々と知り合うことができます。またスタッフ参加が初めての方もコミュニティに馴染めるよう、多様なイベントが開催され、自然と馴染んでいける環境がDroidKaigiには用意されています。
同じ目的を持つ場でAndroid界隈だけでなく多様な人々と交流できることは、今後の人生においても貴重な経験だと感じます。
おわりに
一言で言えば、とても良い体験でした。来年はDroidKaigiの中でも活躍の幅を広げられるように活動し、その中で得た知見を通常の業務にも活かせるよう、たのしんでいきたいと思います。
来年のDroidKaigiに向けてもスタッフを募集する予定ですので、少しでも興味がある方はぜひ応募してみてください!

彌永の参加レポート
DroidKaigiにおける「定期イベントチーム」の役割
DroidKaigiのボランティアスタッフは、役割に応じてチーム分けされています。私は「定期イベントチーム」に所属しています。
「定期イベントチーム」はふだん、DroidKaigi.collect(年次カンファレンス以外の勉強会)の運営を主に担当しています。加えてDroidKaigiでは Workshop Day(9月10日)のメインスタッフや、Conference Day(9月11日・12日)の当日スタッフを務めています。
今回は、Workshop Day、Conference Day、両方にフルタイムで参加しました。
Workshop Day (9月10日)

9月10日は、Sebastian Aignerさん、Márton Braunさんによるワークショップ『Building cross-platform apps in Kotlin with Compose Multiplatform』を開催しました。
ここで私は、技術サポートの担当でした。課題の進め方で困っている参加者のもとに駆けつけ、一緒に解決策を考えたり、ヒントを探したりして、学びを最大化できる環境づくりに注力しました。
ワークショップの参加者はあらかじめ同じテーブルのメンバー同士で自己紹介をしてからワークショップに入る流れだったおかげか、会場は和やかな雰囲気になっており、スタッフとしてもスムーズに活動できたと感じています。
KMP(Kotlin Multiplatform)、CMP(Compose Multiplatform)がメインテーマとなっていましたが、難易度はJetpack Composeを普段から使っている人に合わせて設定されているように見えたので、多くの参加者が学びを得やすい実施形態になっていたように思います。
Sebastian Aignerさん、Márton Braunさんから直接コメントをもらうまで解決できないこともあったケースは個人的な反省です。しかし、それを含め、事前学習だけでは得られない学びがあったので、参加して本当に良かったと感じています!
Conference Day(9月11日・12日)

9月11日・12日は、より多くの参加者が集まるConference Dayです。
私はセッションの司会を担当しました。
事前に用意している台本をもとに、開始10分前・開始直前・終了直後のアナウンスや、担当セッションのタイムキーパーを行うことが主な役割で、スピーカーやアテンド、PA卓の担当スタッフと連携しながら取り組みました。
スタッフとしての参加は今回が初めてで少し緊張しましたが、丁寧なマニュアルや先輩スタッフたちのサポートのおかげもあり、大きな問題もなく無事タスクをやり切ることができました!
まとめ
DroidKaigi 2025を通して、「スタッフとしてイベントを創作するやりがい」「チームで協力してタスクを進める大切さ」「幅広い分野の方々と交流することで得られる知見の深まり」など、多くの学びや実感がありました。
ボランティアスタッフとして得た経験を糧とし、今後の業務やエンジニアとしてのキャリアに活かしていきたいと思います!